レトリックと詭弁 禁断の議論術講座
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2020/12/24
2020/12/30
香西秀信『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』(ちくま文庫)読了。文学作品で使われているレトリックを、登場人物の間で繰り広げられる応酬のなかで効果的に作用する詭弁と解釈し、そこから問いや反論に役立つ議論術が学べる本。非常に読みやすいし一冊読めば免疫がつくので良いと思う。
出版社からのコメント
「沈黙を強いる問い」「論点のすり替え」「二者択一の力」…議論に仕掛けられた巧妙な罠。
非がないにも関わらず術中に嵌って沈黙せざるを得なかった経験はないか。
護「心」術としての議論術を身につける!
古今東西の文学作品その他から、面白い議論術や詭弁・強弁を集めて分析。読み物としても楽しめる一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
議論で打ち負かされるのは本当に嫌なもの。自らに非がないにもかかわらず、いつの間にか相手の術中に嵌って二者択一を迫られたり、説明責任を負わされたりして、ディレンマに陥って沈黙せざるを得なかった経験が誰にでもあるはず。相手がしかけた罠を見破り撥ね返すにはどうすればよいのか。社会人として、自分の身を守るために必要なテクニックを伝授する。
著者について
香西 秀信(コウザイ ヒデノブ)
1958年香川県生まれ、筑波大学第一学群人文学類卒業。同大学院博士課程教育学研究科単位修了、琉球大学助手を経て、現在、宇都宮大学教育学部教授。専攻は修辞学(レトリック)と国語科教育学。著書に『反論の技術』『議論の技を学ぶ論法集』『修辞的思考』『論争と「詭弁」』『議論術速成法』『論より詭弁』『論理病をなおす! 』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
香西/秀信
1958年香川県生まれ、筑波大学第一学群人文学類卒業。同大学院博士課程教育学研究科単位修了、琉球大学助手を経て、宇都宮大学教育学部教授。専攻は修辞学(レトリック)と国語科教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)